「正しい世界なんてない」から想像力で暖かい世界を作る!

freedom

スポンサーリンク



日本の社会は男女差別で溢れていて、それはあま

りに当たり前になっているので、女性自身も

気づいていないまま当たり前のものとして生きて

いることも多いと思います。

生まれたときからこの環境なんですもの。

 

学校では男子から名前を呼ぶ、会社の忘年会など

で、いそいそとお酒をついで回る女性上司、上の

立場になるのは男性…。

きりがありません。

 

そうして小さなことの積み重ねで、今の社会の

風潮が出来上がっているんだと思います。

容易に変わるものじゃない。

 

女性車両に不満を言い続ける男性も、ある意味

被害者なのかもしれません。

 

そんな中、若くして日本以外の国での”当たり前”

を経験したある女性のブログを見ました。

 

今日はOne Of A Kindさんの投稿から、そのま

ま紹介します。

(段落は見やすいように整えています。

写真もイメージしやすいかと思って入れました)

 

正しい世界なんてない

今回のTOKIO山口達也氏の強制わいせつ容疑報道

を見て、思い出したことがある。

 

16歳の時、1ヶ月アメリカでホームステイをした。

まだ英語が物珍しくて、英語ってすごいものなん

だって思っていて、学校で習うぐらいしかわから

ない頃。

そもそも親元離れて1ヶ月、は、なかなかハード

ルが高く親の許可をもらうのに何ヶ月もかかった。

 

でもその1ヶ月は私の人生に間違いなく大きな

影響を与えた。

 

ホストファミリーや出会った友人、引率の先生。

優しい人に囲まれ、私は洗いたてのタオルが水を

吸うようにものすごいスピードで自分が触れる

「アメリカ」の全てを吸収していた。

 

本当に毎日バーガーやらステーキを食べる生活。

煮物なんてないから野菜と言ったらサラダかスー

プのみ。

ビールを飲みたいが太りたくないからといって

夕ご飯を食べないホストマザー。

気にせず食べるホストファザー。

 

東京と違ってどこも驚くぐらい広い道を走る

大きな車。

 

日本では見たこともないような大きな洗剤の箱

(ボトルですらない)、日本で普段家にある牛乳

パックなら3倍以上のサイズのガロンボトル。

それらが置いてあるスーパーのサイズもアミュー

ズメントパークのような大きさ。

 

授業中に先生が話してても御構い無しに質問を

するクラスメイト。

 

ホームアローンの頃のマコーレカルキンにそっく

りでとても可愛かったホストブラザーは、ホスト

マザーがいないときに「とっておきのおやつを

こっそり食べよう」といってスイカぐらいある大

きな瓶からピクルス丸々一本にかぶりついて美味

しそうに食べ、私にも勧めてきた(当時私はピク

ルスが大の苦手で、もしかして私が作り笑いを学

んだのはあのときだったのかもしれない)。

ピクルス2
何もかもが初めてだらけで本当に新鮮でキラキラ

してた。

 

でも、そんな楽しいばかりの体験の中で、全く楽

しくない、けどこれがアメリカなんだ、と私の脳

みそに決して消えない焼印を押すようなことが

あった。

 

ある日、同じグループで渡米していた友達に相談

された。

 

ホストマザーとその「彼氏」の住む家にステイを

している彼女は、ホストマザーがいないときに限

ってその彼氏に「アメリカ人は家の中ではブラジ

ャーを外すものなんだ。だから君もブラジャーを

外すべき」と言われる、と。

そんなことを言う男性と家で二人きりになるのが

怖くなってきたけどホストマザーには申し訳なく

て言えないし、誰にも言えない、と。

 

あとからうっすらわかったのは、その「彼氏」は

ホストマザーの「ヒモ」だったし、ホストファミ

リーの中にはホストファミリーになることによっ

てもらえる金銭を目的に受け入れをする人もいる

ということだったから、そのホストマザーは金銭

が目的だったらしい、ということ。

 

そんなことは当時の私は知ることはなかったけれ

ど、明らかに何かおかしいことが友達に起こって

いることはわかった。

 

どうにかしなくてはいけないと思った私は、拙い

英語でホストマザーのレスリーに、アメリカ人は

家の中でブラジャーを外すの?と聞いた。

その時のレスリーの顔を私は忘れられない。

この子は何を言ってるんだ?と、何かが起こって

る、が一緒に現れた顔。

 

「そんなの個人の自由よ。でも、なにかあったの

?」とレスリーは私に聞いた。

何もないのにそんなこといきなり聞くわけない、

なんて今ならわかるが当時の私は「何もない」と

言い張った。

でもさすがはアメリカ人女性、強かった。

そこで引き下がるわけはなく、何があった?何も

ないのにそんなこといきなり聞くわけないわよね

?と何度も聞かれた。

そして私は友人のことを白状した。

 

私の拙い英語を聞き逃さないよう私の目を見て話

を聞くレスリー、そして事情を察して言葉を失っ

ているレスリー。

暖炉もあるリビングで、落ち着かせるために私を

ソファーに座らせ、レスリーは私の手を握ってい

た。

その時のレスリーの顔も私は一生忘れないだろう。

なぜならレスリーの顔を見て事の重大さに気づい

た私は最後には泣きじゃくっていたから。

 

「よく教えてくれたわね、ありがとう。」

と言われた。

安堵した私にレスリーは続けた。

 

「あのね、私はこれから警察に電話をしなくては

いけないの。絶対にしなくてはいけないの。」

と言われた。

私は友人に「絶対誰にも言わないで」と言われて

いたからそれはやめてほしい、レスリーだけで

どうにかしてほしい、と訴えた。

 

レスリーは

「この国ではね、力の弱い人に悪いことをするこ

とは許されないの。あなたたちはまだ子供よ。

そんなあなたたちにその「彼氏」がするような

ことは絶対にしてはいけないの。彼は

『Child molester(子供に性的いたずらをする人)

』かもしれない。そんな人をほっておくわけには

いかないの」

と言った。

 

私は泣きながら、友達との約束を破りたくない、

と訴えた。

けどレスリーは聞いてくれなかった。

 

彼女は警察に電話をした。

 

私はレスリーが運転する車に乗り、パトカーの後

ろについて友人が『Child molester』の男性とステ

イする家に向かった。

何ができるわけでもないけど家に残っているなん

てできなかった。

 

助手席の窓に反射するライト。

その場所へ無情にもわたしを運んでいくことを伝

えるかのようにビュンビュン進む外の景色。

家の前で無機質に、心を逆なでするようにピカピ

カと主張するパトカーのサイレンライト。

パトカーのライト
それまで映画の中でしか見たことがなかったアメ

リカの警察官が無線で話す姿。

うなだれたまま引きずられるように連行されパト

カーに押し込まれる『Child molester』の男。

女性警察官に抱きしめられるように抱えられて

出てきた友人。

彼女がわたしを見つけた時の目。

約束を破ったわたしは責められると思ったけど

彼女の目はわたしを睨みつけるでもなく脱力感で

満たされていた。

 

自分の一言がきっかけとなって起こっている目の

前の事態に、なぜか私はアメリカの力を感じた。

 

その後、友人は別のホストファミリーに移され、

私たちは最後まで楽しくホームステイ期間を過ご

した。

正直、その後彼女になんて言われたのかだけ記憶

がすっぽり抜けている。

感謝されたのか、怒られたのか、その両方なのか。

覚えてないけど楽しく過ごしたことは覚えている

から私がしたことは間違えてなかったのだろう、

と思う。

 

 

今回の山口達也氏の事件で、いろんな意見を目に

する。

山口氏も悪いが、女子高生も悪い、という意見も

目にする。

 

でも、16歳はまだ子供だと私は思う。

 

危険な目に合わないようにするためには、山口氏

の家に行かなければよかった、とは、私も思う。

でもその判断を16歳ができたかは私にはわからな

い。

 

なぜなら16歳だった私は「絶対に他の人には言わ

ないで」という友人の告白を真に受けたから。

でも、私は間違っていたから。

 

あの時もし私がレスリーに質問しなかったら、

レスリーが警察に電話しなかったら、私の友人は

どうなっていたのだろうか。

考えたくもない。

 

 

すべての人にとって「正しい世界」なんてないと

思う。

誰かにとっていい世界は他の誰かにとっての悪い

世界かもしれないから。

 

だけど、今回の事件で、改めて、この世界が、

力の弱い人が理不尽な目に合わないですむ世界に

なればいいな、と思った。

 

では。

スポンサーリンク



正しい世界は想像の中に

Imagine all the people Sharing all the world

世界中で聞かれているジョン・レノン

『イマジン(Imagine)』。



この世界が「正しい世界」だったら誰もわざわざ

「正しい世界」や「平和な世界」を想像しません

よね。

 

想像することは人間の特権。

でも絶対に伝わらない人たちもいる。

この世界は寒くて暗い。

 

けれど暖かい。

 

誰も信じられなくなりそうなこともあったけど、

たった一人、信じられる人がいれば生きていける。

 

レスリーのようでありたいと思うし、一人でも

多くのレスリーが増えることを願う。

男性でも女性でも。

西川加奈子は入浴好きな可愛い温泉ソムリエ!経歴や性格を調査!


まとめ

大人と言われる年齢になって随分経つ。

20歳を越えれば大人というわけではない。

親になったからといって大人でもない。

きっといつまでも学んでいるし、成長し続ける

と思うけど、子供に戻ることはない。

 

時々、親に守られていた環境があった子供時代の

ことを泣きたくなることがある。

 

もう誰かを守る立場になった。

せめて目の前に助けを必要としている子供が

いたら、手を差し伸べられる大人でありたいと

思う。

 

その時、男性と意見を異にするからといって、

怖いと思って何もしない、なんてことがない

ようでありたい。

男性社会は、男性であっても怖い、

お互いに支え合っていけたらいいのに。

Print Friendly, PDF & Email

スポンサーリンク





コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA