井野将之の経歴やダブレットのデザインを調査!値段は?誰が着てる?

自分の服の前に立つ井野将之

デザイナーの井野将之さんが快挙!

「LVMHプライズ フォー ヤング ファッション

デザイナーズ」2018年度グランプリ

選ばれました!

 

『万引き家族』に続く素晴らしい快挙ですね。

 

そこで今日は、井野将之さんの経歴やブランド

「DAUBLET」とはどんな服なのか、

誰が着ているのか、値段はいくらなのかなどを

調べてみることにしました。

 

LVMHプライズ

LVMH(モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン。パリを本拠地とする世界最大のファッション業界大手企業体)が2013年に設立した若手ファッションデザイナーの育成・支援を目的としたファッションコンテスト。

グランプリ受賞者には、助成金として300,000ユーロ(約3900万円)を授与するほか、12ヶ月間にわたりブランド運営の専門知識やノウハウなど、LVMHの専門チームから指導を受ける機会が与えられる。

LVMHグループに携わるクリエイティブ・ディレクターらが審査員を務め、ニコラ・ジェスキエール(ルイ・ヴィトン)、カール・ラガーフェルド(フェンディ)、ジョナサン・アンダーソン(ロエベ)、マリア・グラツィア・キウリ(ディオール)、マーク・ジェイコブス(マーク ジェイコブス)、ウンベルト・レオンとキャロル・リム(ケンゾー)といった面々に、2018年はクレア・ワイト・ケラー(ジバンシィ)、ハイダー・アッカーマン(ベルルッティ)が新たに加わっている。

井野将之(いのまさゆき)さんのプロフィール

生年月日:1979年(38歳)

出身地 :群馬県生

高校卒業後、東京モード学園でファッションに

ついて学ぶ。

2002年卒業。

 

株式会社アバハウスインターナショナル

企業デザイナーとして経験を積み、その後

MIHARAYASUHIRO(ミハラヤスヒロ)で靴・

アクセサリーの企画生産を務める。

 

2012年、学生時代の友人であるパタンナーの

村上高士さんとともに「doublet(ダブレット)」

を立ち上げ、2013 S/S展示会よりデビュー。

 

2013年、「2013 Tokyo新人デザイナー

ファッション大賞」プロ部門最優秀賞を獲得し、

ビジネス支援デザイナーに選出され、最高位の

東京都知事賞を受賞。

 

2017年、TOKYO FASHION AWARD受賞。

TOKYO FASHION AWARD

東京都と繊維ファッション産学協議会が「世界に通用する東京の旬のファッションブランド」として国際舞台で活躍できるデザイナーの輩出をめざして平成26年度より実施している。

東京を代表するインターナショナルブランドになる可能性を秘めたファッションデザイナーを選定し、パリに独自のショールーム「showroom.tokyo」を開設し、フィレンツェで開催される「PITTI IMMAGINE UOMO」への出展も行う。
これらを通じて、世界の有力なバイヤーとのビジネスマッチングを支援する。

2017年秋冬コレクションで東京ファッション

ウィークにデビュー。

またこのシーズンにウェアボブソンのゲスト

デザイナーとしてコレクションをデザイン。

WHEIR Bobson

日本のファッションブランド。
デニムを中心に展開。
デニムブランド「ボブソン」がリニューアルし、2016年秋冬シーズンからスタートした。

ブランド名のウェアボブソンとは、WESTERN (西洋)とHEIR (後継者)からなる造語で、その新時代の担い手になりたいという想いが込められている。

2017年より2年連続でパリの

「showroom.tokyo」に出展。

2018年、LVMHプライズ グランプリ受賞。

【好きな本】

  • 『ジョジョの奇妙な冒険』(荒木飛呂彦)
  • 『水滸伝』(北方謙三)

 

【好きな音楽】

服をつくる時に聞きやすい音がお好きな

ようです。

 

【好きな映画】(監督)

  • ダーレン・アロノフスキー
  • M・ナイト・シャマラン
  • デヴィッド・フィンチャー
  • ダニー・ボイル

 

【好きな場所】

  • ふらっと立ち寄ったお得意先の店舗で話したりしていると、エネルギーをもらいます

 

【好きなファッションアイテム】

靴。

靴が売れるブランドになりたいです

 

【最高な時】

予想以上のサンプルや試作が上がってきた時

 

【尊敬するデザイナー】

  • UNDERCOVERの高橋盾さん
  • SHINICHIRO ARAKAWAの荒川眞一郎さん
  • 三原さんはもちろん
  • マルタン・マルジェラ
  • ウォルター・ヴァン・ベイレンドンク、ジェレミー・スコットetc.

 

【仕事で愛用しているもの】

メモ帳

 

【ファッションデザイナーに必要なもの】

人望

 

経歴

幼少期

幼い頃からユニークなアイデアを考えては

ものをつくることが好きだったそう。

 

高校時代

ファッションに魅了されたのは高校時代。

ストリートスナップを取り上げたファッション誌

『asayan』を手に取ったことがきっかけでした。

 

90年代後半は、“裏原ブーム”全盛期。

アンダーカバー、ジェネラルリサーチなどの服を

着ている人たちがキラキラして見え、アルバイト

で得たお金は、すべて服につぎ込んでいました。

 

そうして数々のブランドのデザインに触れること

で、ファッションを手がけていきたいと思うよう

になります。

 

モード学園時代

高校時代はファッションについての専門知識が

全くなかったので、デザインを学ぶために

東京モード学園に入学して学びます。

 

企業デザイナーとして

大手キャラクターブランド(株式会社アバハウス

インターナショナル)でデザイナーとして働きま

す。

 

でも井野将之さんは自分がデザインしたいもの、

作りたいものがはっきりしていました。

 

自分が良いと思うものをデザインできない環境

だった為、長く続かなかったのです。

 

そして学生時代の友人である、パタンナーの

村上高士さんと共にブランドを立ち上げるため

に独立しました。

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最初の独立

ところがいざスタートしてみると、企業に勤めて

いた頃とは世間の対応がまるで違うのです。

独立して苦労するイメージのイラスト

退職した途端、それまで取引していた工場さんたちから繋がりを断たれ、支援の姿勢さえも見せてくれなくなって——誰も進んで助けようとはしてくれませんでしたね。

これまで人間関係を大事にしていなかったことを

痛感した井野さん。

 

でも懇意にしていた浅草のベルト工場だけが、

変わらず接してくれたのです。

 

井野さんはあらゆることを一から出直したいと考

え、ベルト工場で働かせてほしいと申し出ました。

現場の立場になって、初めて気づくことが山のようにあった。
ブランドを立ち上げたいという気持ちは変わらなかったので、余った革で夜な夜なベルトなどを自作していましたね。

そうして試行錯誤する中で「MIHARA YASUHIRO」

三原康裕氏へ履歴書とデザイン画を送り、作品を

見てもらう機会を得たのです。

 

3カ月後、井野さんは靴デザイナーとして入社。

仕事のノウハウはすべて三原氏から教わりました。

企画から生産まで、全工程に携わることができ、革や靴づくりの魅力に取り憑かれました。

ほとんど何もできなかった当時の自分は、毎日のように三原(康裕)さんから怒られる日々でした(笑)。

その経験がなければ今の自分はないので非常に感謝しているのですが、ある時期から三原さんにあまり怒られなくなりました。

 

やがて自分の提案も通るようになってきます。

そのうち、提案が却下された時に「つくれば

絶対良いものができるのに・・・」という

気持ちが芽生えるように。

もちろん、当時の自分には見えていなかった部分や、説明が下手だった部分も多かったと思いますが、徐々に自分のイメージを形にしたいというデザイナーとしての自我が強くなり、やがてブランドを立ち上げたいと思うようになりました。

 

三原さんとのものづくりを経験したおかげで、

シューズやバッグだけでなく既製服もデザイン

したくなったそうです。

 

またデザインのプロセスだけでなく、工場や業者

の後ろ盾がどれほど大事かということも学びまし

た。

 

そして自分のブランドを立ち上げようと決めた

とき、今度は7年間勤めたMIHARAYASUHIRO

通して知り合った工場や業者の方たちが支援して

くれるようになっていました。

だから、「やってみよう」と思ったんです。
その結果が今です!

 

 

二度目の独立

ベーシックなアイテムに新鮮なアイデアを

ひとつ入れて、違和感のある洋服をつくると

いうコンセプトのもと、村上高士さんと共に

2012年、doublet(ダブレット)をスタートし、

2013春夏の展示会よりデビュー。

最初は張り切って20型近く作ったが、全然売れずにガタガタだった。

 

2シーズン目、2013 Tokyo新人デザイナー

ファッション大賞」プロ部門最優秀賞を獲得し、

ビジネス支援デザイナーに選出されました。

(2016年3月まで支援を受けています)

 

しかしその後の数シーズンはデザインもビジネス

も安定せず、よく買ってくれていたバイヤーさん

数人に

何がやりたいのかわからない。
アイデアは良いけど落としどころが下手。

と言われ、ブランドの終わりも考えたそうです。

 

それから悩み抜いた結果

「どうせ終わるならやれることを思い切りやろう」

と決意し、16-17年秋冬シーズンのコレクション

“DON’T DO IT YOURSELF”が好評価!

doublet(ダブレット)はブランドとしての知名度が

まだない状況でしたが、ビジネス支援により展示

会費をサポートしてもらえ、ファッション業界の

人たちに見てもらう機会も増えていました。

 

2017年、TOKYO FASHION AWARD 受賞。

2シーズンにわたるパリでのショールームや

東京でのランウェイショーも経験。

 

海外でのコレクション発表も、単独のショー開催

それが初めてでした。

これにより海外の新規卸先も複数決まります。

 

国内ではミッドウエストや西武渋谷店など30店舗、

海外はフランスのコレット、ロンドンとニューヨ

ークのドーバー ストリート マーケット、ミラノと

韓国のディエチ コルソ コモなど、有力ショップを

含む10店舗が卸先に。

それから服作りがさらに楽しくなった。
ブランドイメージや売れる売れないよりも、思いついたアイデアを思いついたままやれば評価がついてくる。
運も良かったんだと思う。

 

今や東京のストリートを代表するブランドとなっ

doublet(ダブレット)

 

そして2018年のLVMHプライズでのグランプリへ

と繋がっていくんですね。

 

doublet(ダブレット)とは?

「ダブレット」っていうのは、『不思議の国のアリス』の著者ルイス・キャロルが世に広めた言葉遊びのゲーム「ことばの梯子(Word Ladders)」の別名なんです。

このゲームは、プレーヤーに与えられた2つ

の単語の片方を、1文字ずつ、他の単語に変化

させていき、始めに与えられたもう片方の

単語まで変化させていく、というルール。

 

この言葉遊びのように、ベーシック・スタンダ

ードなアイテムを基本として、それに唐突な

アイデアを混ぜ込み、ひねりを効かせて

『違和感のある日常着』を演出するのが

doublet(ダブレット)のコンセプト。

 

どんな服?

2枚のヴィンテージTシャツをつなぎ合わせ、

胸に「Integrated(一体化)」の文字を配して

飾っているアイテムや、手染めのフーディ、

80年代調シェル・トラックスーツ、スカジャン

素材で作った上下など。

世界観のまったく違うアイデアをひとつの作品

に落とし込んだ作品たち。

 

ウェアからアクセサリーまでのトータルな

アイテムがあります。

 

メンズウェアを展開しているのですが、ショーや

ルックに女性モデルを起用したり、女性が実際に

アイテムを購入するケースも多くあり、

ユニセックス的な雰囲気もあります。

自分が作る服は、言葉遊びみたいだなと思うんです。
服に、なにかひとつコンセプトを付け加える——doubletはユーモアとロジックに満ちたコレクションだと自分では思っています。

ものづくりには、意味と理由がなければならない。
ものをデザインして作り出すときは、まず、アイデアを話し合います。
それから自分のメッセージとアイデアをいかに服へと織りこんで、お客さんに伝えるかを考えます。

 

 

アトリエ

自宅兼アトリエは、なんと東京・調布市つつじヶ

丘の2階建てアパートの1室。

 

所狭しとサンプルが並び、商品の発送シーズンに

は部屋が段ボールで埋もれるといいます。

 

ホームページに届く商品の問い合わせも、未だに

井野将之さん自らが返信しているとか。

 

取引先やショーモデルのブッキングの電話にも

一つ一つに真摯に対応しているのは、かつて多く

の苦労を重ねた経験からでしょう。

今は少ない数しか発注できていなくても、ブランドの将来性を見込んで付き合ってくれている工場との関係性を大切にしていきたい。

今回のグランプリで、一気に世界的デザイナーに

なったのでしょうから、もう自分では電話に

出られなくなるかもしれませんね。

 

誰が着てる?値段は?

有名どころではどんな方々が着ているんで

しょうか?

 

  • ダブレットのレタージャケットを着ているトラビス・スコット(ラッパー)
ダブレットのレタージャケットを着ているトラビス・スコット

「カオス」刺繍レタージャケット

スタイルNo. 17AW09BL44-BLACK

価格は 141,338円。

ただ売っているところは探せませんでした。

 

同じじゃないんだけど、こちらは21,600円(税込)

中古です。

 

 

こちらは49,990円(税込)。

やはり中古です。

 

  • ケンダル・ジェンナー(モデル・タレント・女優)
ダブレットのファーブルゾンを着ているケンダル・ジェンナー.zip

同じファーブルゾンをどこのショップでも

見つけられなくて値段は分からず。

 

ハンドプリントファージャケットというのが

ありました。

背中にプリントがあります。

 

中古です。

価格は178,000円 (税込 192,240 円)

こちらは 118,800円 (税込)で中古です。

 

  • ケンダル・ジェンナーの下半身
ダブレットのパンツを履いているケンダル・ジェンナーの下半身

” CHAOS Embroidery Track Pants “

ちょっと違う黒しかなかったのですが、

お値段は¥39,000(税別)でした。

 

 

こちらは2018年の春夏です。

価格は 42,120円 (税込)。

 

  • Ty Dolla $ign(タイ・ダラー・サイン/ シンガー・ソングライター/ラッパー/プロデューサー)
doublet(ダブレット)のコートを着ているタイ・ダラー・サイン

ジャガードモッズコート ¥116,640

 

その他のアイテム

 

 

 

 

 

井野将之のアイデア

井野将之さんのデザインの基本は

「自分が着たい服かどうか」

 

自分が自分の作品の1番のファンでなければ

ならないと思っているそうです。

 

アイデアの考え方を例えると

『ジョジョの奇妙な冒険』のスタンド能力みたい

な感じだとおっしゃっています。

“溶かす”“空中で固定する”みたいな得意技を分かりやすく服で表現することにこだわっている。

その洋服を見た時にクスッと笑えたり、会話が

生まれるようなアイデアを大切にしているそう

です。

 

アイデアの源は、日常の中で疑問に感じたり

考えを巡らせたこと、または興味を持っている

ものの中から何かにフォーカスすること。

 

2018春夏シーズンでは、「アンデッドストック」

というテーマを掲げていて、生きる屍ならぬ

「生きる在庫」をイメージしています。

ファッション業界にはセールというものがありますが、割引された洋服を販売するという行為は、正規の金額で買ってくれているお客さんに対して申し訳ないという気持ちを持っていました。
もちろん、仕方がない部分があることを頭では理解しているのですが、感覚的にモヤモヤするところがあって。
そうした思いから着想したテーマのもと、「SALE」という文字が大々的にプリントされたTシャツや、古着屋に置かれたデッドストックのように密封されて試着ができないシャツやTシャツなどをつくりました。

 

これからのdoublet

海外の展示会で感じたのは、今の『ダブレット』

は色物扱いされているということ。

 

いずれは飽きられるかもしれないから、どんどん

新しいモノを提案しないといけない。

ブランドをあと50年やりたいので、焦らず、じっくりやっていきたい。

これからですもんね。

ファッションの本場フランスでのグランプリは

本当に凄いです。

また一人、世界的なデザイナーが日本から

生まれましたね!

まとめ

doublet(ダブレット)の服はかなりの確率で

売り切れです。

 

今回の受賞で、世界中が注目しますから

ますます手に入りにくくなるかもしれません。

 

井野将之さんを調べていて「ファッションデザイ

ナーに必要なもの」が「人望」とおっしゃった

わけがよくわかりました。

 

これは、どんな仕事にも言えることですよね。

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