八木景子(映画監督)の経歴!映画と捕鯨と世界の不可解な真実とは?

八木景子のバストアップ写真

『ザ・コーヴ』(The Cove)という映画のことは

ご存知でしょうか。

*コーヴ(cove)は入り江の意

 

この映画は反捕鯨運動の象徴として使われ、世界

から日本の捕鯨と鯨食文化が批判されることに

なりました。

 

当時、映画上映に反対する運動もあり、ニュースで

ずいぶん取り上げられていましたね。

 

『ザ・コーヴ』に対し『ビハインド・ザ・コーヴ』

(Behaind The “COVE”)という映画で「反証」を

したのが、たった一人で映画を撮った八木景子監督

 

「殺されてもいい」という覚悟で撮り続けたという

八木さんのことが知りたくて、彼女について調べて

みることにしました。

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八木景子さんのプロフィール

生年月日 :1967年

出身地 :東京都足立区千住

職業  :映画製作会社・代表

【好きな映画】

  • 『バック・トゥ・ザ・フューチャー』
  • 夢のあるハリウッド的な映画

 

【好きな俳優】

  • エディー・マーフィー
  • トム・ハンクス
  • オプラ・ウィンフリー
  • ウーピー・ゴールドバーグ

 

事務所 :合同会社八木フィルム

 

【作品】

  • 『あの女はやめとけ』(市井昌秀監督、2012年) – 八木が制作
  • 『ビハインド・ザ・コーヴ 〜捕鯨問題の謎に迫る〜』(2015年制作)

 

アメリカに住みたくて留学したかったという

八木さんですが、お父さんの反対でできません

でした。

 

「普通に日本で就職しなさい」と言われてずっと

我慢していたそうですが、せめてもとハリウッド

・メジャー映画会社の東京支社に就職したんです

ね。

でも(日本に)残留することになり、今回のような映画を作ることになりました。
アメリカに出ていたらこうはならなかったと思うんです。

最近の日本は右だ、左だとすぐに決めつけます。
でも私は右でも左でもないし、もともと住みたいくらいアメリカが大好きなんです。

そういう人が作る『ザ・コーヴ』に対抗する映画だから説得力もあるんじゃないか、と自負しています。

8年間勤務した後、2011年3月に退職。

 

2014年、映画制作会社「合同会社八木フィルム」

を設立。

 

同年春にドキュメンタリー映画『ビハインド・ザ

・コーヴ 〜捕鯨問題の謎に迫る〜』を企図、

同年7月から和歌山県東牟婁郡太地町ひがしむろぐんたいじちょうで4か月

間の撮影を行い、半年かけて編集、監督デビュー

作の製作を単独で行いました。

強い好奇心と冒険心を持ち、アマゾン、ガラパゴス、キューバ、イスラエル、南アフリカ、ケニア、エジプト、インドなど数々のワイルドな秘境を旅し、外側から日本を見つめ直すことがよくあった。

モントリオール世界映画祭で紹介されています。

 

『ビハインド・ザ・コーヴ ~捕鯨問題の謎に迫る~』

イルカ漁だけでなく、タブー視されていた

捕鯨問題を取り扱った、八木景子さんの初作品。

 

自費400万円を投じ、撮影/監督を一人で担当。

作品の宣伝、配給まで自ら行っています。

 

2015年に世界8大映画祭の一つであるモントリオール

世界映画祭に正式出品された他、多くの映画祭で

様々な賞を受賞しています。

 

2018年2月17日には、反捕鯨国の英国ロンドンで

開催されたロンドン・フィルムメーカー国際映画祭

長編ドキュメンタリーベスト監督賞を受賞。

 

ワシントンポスト、ニューヨークタイムズ、ロサン

ゼルスタイムズなど、海外の数多くの大手メディア

にも取り上げられました。

 

日本ドキュメンタリー映画としては珍しく、多様な

言語に翻訳され世界中へ配信もされています。

 

 

『ザ・コーヴ』(The Cove)

2009年に公開された、和歌山県の太地町で行われ

ているイルカ追い込みを描いたアメリカのドキュ

メンタリー映画です(監督はルイ・シホヨス)。

 

動物保護団体の米国人が、太地町でイルカ漁の

残虐性を訴える内容になっていて、隠し撮りや、

事実と異なる表現があり、町民を嘲笑うような場面

もあります。

 

日本での上映に際し、保守系団体の抗議活動によっ

て上演を取りやめる映画館も出てくるなど、騒ぎに

なりました。

 

2009年のサンダンス映画祭観客賞、2009年度第82

回アカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞受賞

するなど数々の賞を受けています。

 

2009年に公開されると、世界各国で日本の捕鯨や

イルカ漁に激しいバッシングがわき起こり、この

映画を見た複数の反捕鯨団体のメンバーが、紀伊

半島の小さな港町に集まって抗議活動を繰り広げ

るようになりました。

映画に関しては、意図的な編集で町民やイルカ漁

への悪印象を演出するなどのかたよった手法は

問題があるのではないかと指摘されています。

 

シホヨス監督は、かつてナショナルジオグラフィ

ック協会に所属する写真家で、この経験を生かし

撮影チームを発足。

 

2007年頃から超高性能カメラで太地町のイルカ漁

を撮影したのですが、立ち入り禁止区域の盗撮や

偵察も行ったとされています。

 

こういった批判に対して

撮影を行ったのは、日本政府や漁民がイルカ漁を隠蔽しているためだ。
何回も話し合いの場を設けようとしたがその度に断られ続けてきた。
太地町役場及び太地町漁業組合に赴き、二日間に渡って撮影許可の交渉をしたが承諾されなかった。

としています。

 

 

主演のリック・オバリーはイルカの元調教師で、

1960年代のテレビシリーズ『Flipper 』

(邦題: わんぱくフリッパー)』に出演した5匹

のイルカを調教していました。

 

米国海軍を除隊したオバリーは、1960年代に

マイアミの水族館でイルカの訓練を始め、その

勤務中にテレビ番組『 Flipper 』への協力者と

して巨額の報酬で雇われました。

 

しかし、フリッパー役の5頭のイルカのうちの

一頭・キャシーが、疲労と撮影用ライトの熱に

よる皮膚の炎症のストレスで死亡。

 

『フリッパー』人気が原因で世界中でイルカ・

ショーが始まり、イルカが捕獲されるように

なった、と自分を責めたオバリーは、贖罪の

ため、イルカを救うことに人生を捧げるよう

になったと言います。

 

このドラマ、おぼろげながら覚えているなー。

でも好きだった気がする。

1996年に、イライジャ・ウッド主演でリメイク作の

『フリッパー』も作られていたんですね。

 

 

 

 

「ビハインド・ザ・コーヴ」ができるまで

なぜ映画にしようと思ったのか

日本は、自らの情報の発信力が弱いと、ずいぶん

指摘されています。

 

海外メディアは

「全てのクジラは絶滅にひんしている」

「日本の捕鯨は違法だ」

「日本人は残虐行為をしている」

と一方的な見方で報じてきています。

 

しかし日本から、こうしたフェイクニュースや

誇張表現に効果的な反論をすることはなく、

日本人は諸外国との摩擦に関してなかなか気が

つかないので、ことが大きくなってから慌てる

というのがほとんどです。

 

英語で主張しなければ、世界には伝わらない。

八木さんは国境と言葉の違いを乗り越えるために、

映画を製作することが一番いいのでは、と考えた

のです。

この映画を製作した原動力は怒り、ですね。
穏やかだった太地町に押しかけてきて、町の人々の感情を踏みにじるように入ってくる活動家たちへの怒り。
町の人々のために追い出したい、心からそう思いました。

最初はそんなに長期滞在するつもりはなかったんです。
ところが結局、4カ月も心折ることなく撮影を続けられたのは、いつか映画を作れば、誤解されている太地の人々のこと、捕鯨のことを理解してもらえるはずだと思ったからです。

出発点は、日本の食文化である鯨料理が消える

ことへの不安と、日本が反捕鯨活動の標的に

されることへの疑問だったそうです。

 

鯨料理

私はを食べたことがなかったので『ザ・コーブ』

騒ぎの後で、鯨がどんなものか食べてみようと

思って買ってみたけど、刺身で食べて、美味しい

とは感じられませんでした。

唐揚げとか鯨ベーコンとかもあるみたい。

 

私はもう一生食べなくてもいいけど、昔から食べ

ている人にとっては、なくなるのは悲しいよね。

 

そりゃあ絶滅寸前のものであれば、我慢しなく

ちゃいけないけど。

 

西洋社会では鯨を食べはしなかったけど、鯨から

ろうそくを作っていたので、日本のように鯨の

骨まで使い尽くすようなことはせずに、皮脂か

ら油をとって、あとは捨てていたんです。

 

『ピノキオ』で鯨に飲まれたゼペットじいさん

たぶん鯨のお腹の中で、どこかを削ってろうそく

を作っていたんだろうし、『ミッキーの捕鯨船』

というのもあります。

それで日本だけ批判するというのも、無知だと

は思うなあ。

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日本の捕鯨

2014年のICJ(国際司法裁判所)の判決で、

「日本の調査捕鯨は商業捕鯨の隠れ箕だ」と

いうオーストラリアの訴えが認められました。

でもその訴えは例えば100頭しか獲っちゃいけないものを200頭獲ったから、とかじゃなくて規定量より少なく獲っているのに「少ないじゃないか」と訴えられたんです。
そんなことあるんだ、と疑問に思って、元IWC(国際捕鯨委員会)の代表の方にお会いしたので質問して。

普通はそこで答えが分かって終わるんですけど、逆にどんどん疑問が増えてしまって……それを追っていたら映画ができた、という感じです。

 

今では捕鯨が行われていないかというと、そんな

ことはなく、IWC管轄下の大型鯨類に対する沖合

いと沿岸における調査捕鯨と、IWC管轄外の小型

鯨類(イルカを含む)に対する沿岸における商業

捕鯨は続いています。

 

日本の捕鯨が歪んで伝わっていると感じた八木

さんは、なんとか映画で正しく伝えたいと思う

ようになります。

 

とは言ってもせいぜい短編映像レベルで、2時間

近い劇場映画にとは考えていなかったそうです。

 

でも曲がったことが嫌いな八木さんは、知れば

知るほど憤りを覚えていき、ついに映画制作を

始めてしまいました。

 

鯨は絶滅寸前じゃないの?

水産庁のホームページによれば、

 一言で「クジラ」と言っても、80種あまりもおり、シロナガスクジラのように絶滅の危機に瀕している種類もあれば、ミンククジラのように資源量が極めて豊富な種類もいます。

日本の調査捕鯨では、ミンククジラ、ニタリクジラ、イワシクジラ、マッコウクジラ、ナガスクジラを捕獲していますが、調査の際には、現在の資源量に悪影響を与えないような捕獲頭数を科学的手法により算出し、その頭数の範囲内で捕獲を行っています。

出典:Q1:日本はどうして絶滅にひんしたクジラをとるのか?

となっています。

 

これに対し、セミクジラ、北大西洋セミクジラ、

コククジラは、過去70年の保護活動にもかかわら

ず数百頭にまで減っており、個体数が数千頭で

毎年3-8%増加している種でも危機を脱している

わけではなく、本来の個体数に戻すには数十年が

必要だと指摘する科学者もいます。

 

さらに数世紀にわたる人類の攻撃で、クジラが

「精神的に疲れている」と指摘する動物学者も

います。

 

個体数が少ないと、じゃれ合ったりふざけ合った

りする仲間を見つけられず、憂鬱になって交尾も

しなくなるのだそうです。

 

このように、専門家でも反捕鯨国と日本では全く

違うので、本当のところはどうなのか、私には

わかりませんでした。

 

ICJの記事を読んだ八木さんは、関連記事で

和歌山大学に勤めているサイモン・ワーン氏

文章を読んだそうです。

 

サイモン氏「WHALE WARS(くじら戦争)」

という、エミー賞(アメリカのTVドラマなど、

TVに関連する様々な業績に与えられる賞)を

獲った番組のカメラマンでした。

 

日本の調査捕鯨船にシーシェパード(反捕鯨団体)

がアタックしたりする映像を、正義対悪(日本が

悪)のようなドラマ仕立てにしたもので、彼は

そのやり方について行けずにカメラマンを降りた

方です。

八木さんはサイモン氏

「せっかく来ているんだから、『ザ・コーヴ』

舞台になった太地町を観て来たら」と言われて

太地町に行くことに。

 

なんと八木さん、それまで『ザ・コーヴ』

観ていなかったそうなんです。

トレーラーを観て嫌悪感を覚えたし、だいたい内容の想像もついたので。
そこに群がるカメラマンやメディアにもミーハーだなという思いがあって、あまり良い感情は持っていなかった。

ロケ地が太地町だということもその時初めて知り、

シーシェパードが毎年和歌山に来てることも全然

知らなかったそう。

 

太地町に乗り込む

たった一人でカメラを持って町に入った八木さん

は、9月1日のイルカ漁の解禁日、動物愛護団体

ドルフィンプロジェクトのメンバーに、カメラ

を顔にグイグイ押し付けられるように撮影され、

頭にきて火がつきました。

『The Cove』の主人公でもあるリック・オバリー

ルイ・シホヨス監督のショッキングなコメントを

もらうことにも成功。

 

シホヨス監督

すべての人が菜食主義者になればいい

と言い切り、八木さんは

すべてのアメリカ人を菜食主義者にしてから、日本にやってきて

とおっしゃったそうです。

 

そのほか太地町の人々、IWC日本政府代表、太地町

で活動するシーシェパードの活動家たち、オスロ

大学の生態学教授など、多くの人に会ってインタ

ビューを敢行。

 

漁協組合の向かいにある、素泊まりで1泊2,500円

くらいの民宿に泊まり込み、貯金していた400万を

全部つぎ込んで完成させました。

 

撮影している段階で、「どこの誰なんですか?」

と言われてなかなか相手にされないとわかり、

資料なども法人でないと借りられない所もあった

為、映画制作会社「合同会社八木フィルム」

作ったのでした。

 

そして『ザ・コーヴ』とは違い、捕鯨推進派・

反対派双方の意見を織り込み「真実を届ける」

ことを目指した『ビハインド・ザ・コーヴ』

編集段階でも助けてくれる人に出会い、

ついに完成したのでした。

 

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カンヌ映画祭に乗り込む!

映画が完成するのと同じくらいの時期に、カンヌ

映画祭があったので乗り込んだ八木さん。

 

そこの「ジャパンナイト」みたいなイベントで、

東宝・松竹・GAGAといった錚々たる顔ぶれの社長

さん達が全員揃っていたので、さっそくアピール

したのですが…

 

日本企業のほとんどが、たとえ海外で事業展開

していても、いやだからこそ、「捕鯨」を支持

すれば反捕鯨派から不買運動が起こるリスクが

あるため、この問題に関わるのを避けていました。

それは八木さんのいた映画業界でも同じ。

 

彼らは口を揃えて

捕鯨問題は映画の世界でも、海外展開を考えている会社はやりたがらないだろう。

もし検討するとしたら、海外で何かぶら下げて来てからだ。

と。

 

それで「自分で道を切り開かなきゃならない」と

おぼろげながら感じていたことを再確認したそう

です。

 

ポール・ワトソンと出会う!

一方カンヌでは、シー・シェパードの創立者の

ポール・ワトソンに出会えました。

 

映画祭の期間中に世界中のメディアを集めて、

日本の捕鯨を批判する映画製作のプロモーション

活動を行っていたのです。

 

映画制作時に

偶然が重なって何かに導かれたと感じた

という八木さんですが、これもその一つ。

彼に会えたことは進むべき一つの灯火を見つけたような気がした。
彼は世界中に信者がいて、影響力も大きい。
今後、最も話し合いを深めていかなくてはいけない相手との面会に意義深いものを感じた。

映画祭では人気スターのように扱われていた

ポール・ワトソンは、フレンドリーに接して

くれ、写真撮影にも応じたのです。

またカンヌ映画祭の会場前は地中海に面していて、

ワトソンと面会したときに、シー・シェパード

船が停泊していました。

 

あの船が日本の捕鯨船に体当たりした船ではないか

と思った八木さんが、ワトソンに「あの船に乗せて

もらえないか」と申し出るとあっさりOK。

 

とはいえまだこの企画は実現していないそうです

が、チャンスがあれば船の中をこの目で見てみた

い、と八木さん。

 

アメリカに乗り込む!

2016年11月、「ビハインド・ザ・コーヴ」

アメリカで劇場公開することができました。

 

メディアによる批評記事もありましたが、現地の

協力者の支援で実現し、アカデミー賞の対象作品

に入るための条件を満たすことができたのです。

 

これで形式上は「ザ・コーヴ」と同じ土俵に

乗ったことになるわけです。

 

八木さんの目標の一つが、アカデミー賞の審査員に

「ザ・コーヴ」が賞をとった後の和歌山県太地町の

騒動を見てもらうことだったので、願いの1つが

かなったような気がしたそうです。

 

しかしこのとき、大手映画配給会社が大金を費やし

て、アカデミー賞選考委員に自社作品を売り込む

いわゆるロビー活動を目にしたのでした。

 

2009年に「ザ・コーヴ」が公開された際、映画製作

者側のアピール活動が派手だったと、関係者から

聞かされたそうです。

 

批評記事でさえも、ハリウッドに影響力を持つ

ロビイストの影響が強いのです。

個人で戦う私には太刀打ちできない高い壁が立ちはだかり、正直、精魂を使い果たしていました。

 

ハリウッドの映画配給会社の日本支社で勤務して

いたとはいえ、自分自身で全ての配給手続きを

したことはなく、ましてや本場ハリウッドに自分

の作品を持って乗り込む、とまでは、さすがに

当時は考えもつかなかったそうです。

 

こうして途方に暮れた八木さん。

 

そんなとき、またもや幸運が訪れたのです。

世界最大ユーザーを誇るNetflixから、

世界配信の話が!

 

そして2017年8月25日から、世界189カ国で

配信が決まりました。

 

Netflixからは、大手映画配給会社以外

の作品が世界配信されることは異例だといわれた

そうです。

 

アノニマスのサイバー攻撃

『ビハインド・ザ・コーヴ』が2016年1月に

全国の劇場で公開されると、すぐに公式ホーム

ページが国際的なハッカー集団「アノニマス」

によるとみられるサイバー攻撃を断続的に受け、

一時閲覧できなくなる被害に遭います。

 

1月30日の公開初日には、映画の公式サイトと

公開劇場のK’s cinemaのサーバーがダウン。

 

アノニマスが声明を出し、複数のコンピュータか

らのアクセスを集中させるDDoS攻撃を仕掛けた

というのです。

 

1月20日に観光目的で入国しようとしたリック・

オバリ氏に対し、東京入国管理局が許可せずに

入管の施設に留め置かれていたため、成田空港

のサイトにサイバー攻撃を仕掛けたことに続く

ものでした。

 

八木さん自身もバッシングを受けています。

しかし彼女はめげませんでした。

上映活動を続けるに当たってクラウドファンディ

ングも実施しますが、そのサイトも落とされたり

しました。

でも私は逃げも隠れもしないし、上映を続けていきます。

それからオバリーが、今年、日本に入国しようとした時に強制送還になったそうです。
それまでは反捕鯨活動を展開するのに、観光ビザで入国していたのです。
彼からメールが来て『日本で映画(ビハインド・ザ・コーヴ)を見たかったけど入国できなかった』と書いてありました。普通にメールのやり取りはするんですよ(笑)」

 

八木さんの元には、海外各地から『ビハインド・

ザ・コーヴ』の上映会を望む声が届くように。

 

反捕鯨の立場であっても『ザ・コーヴ』への反対

意見を聞いてみたいという人もいて、「この映画

には需要があるのではないかと感じた」と感じた

八木さんは、

配信されているうちに、世界中で暴れまわった方がいいと思うので

とさらに積極的に動いていきます。

 

ロンドンに乗り込む!

2018年2月17日、ロンドン・フィルムメーカー

国際映画祭で、『ビハインド・ザ・コーヴ』

同映画祭長編ドキュメンタリー部門監督賞、

作品賞、編集賞の3部門にノミネートされ、

最優秀監督賞を受賞しました!

反捕鯨活動家の総本山の地とも言えるロンドンで、日本からの反論を色濃く描いた私の作品が受賞したことは、捕鯨への理解に大きな意味があるという確かな思いが後からじわじわ沸いてきた。

 

選考委員の大半の方々に捕鯨問題への深い理解が

あったようには思えない、と八木さんはおっしゃ

います。

 

それでも主催者側からは、

今回、受賞に至った主な理由は「ニュートラル」「情熱的」「映画として素晴らしい」の3点にあった

と説明があったそうです。

 

授賞式のスピーチで嬉しくなった八木さんは

Whale meet is delicious!

と伝えたのですが、会場の多くの西洋人の方々は

拍手と笑いで迎えてくれたそう。

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反響

上映会では、特に捕鯨問題に関心が高い米、英、

オーストラリアの方から、「アメージング!」と

いう声をもらい、非難は思いの外少なかったと

いいます。

 

もちろんそればかりではなく、映画を見た英国人

男性からは

この映画は子どもや高齢者ばかり取り上げて偏向しており、真の描写、意見がない。
コーヴが不公正なら、この映画も同じ。

との声も。

 

しかし名門大学の教授から「自分たちの住んで

いる環境では知ることができなかった歴史的な

事柄が描かれているという」メッセージも頂く

など、知的好奇心が旺盛な方々からの好意的な

感想が圧倒的に多かったそうです。

 

日本人が古くからクジラとともに暮らし、鯨食

文化を育んできた背景や、米国のペリー来航が

実は捕鯨のためだったという歴史的事実も紹介

しているし、一部の国がクジラ類を軍事的に利用

していることも伝えています。

 

オーストラリアでは英雄扱いのシー・シェパード

ですが、ポール・ワトソンが国際指名手配されて

いることを知らない人も多く、映画を見て

「ワトソンは犯罪者だったんだ」と驚いた人もいた

といいます。

 

これからの課題

西洋人の素晴らしいところは、反対側の意見も聞こうとしてくれることだ。一方、多くの日本人は意見の違う人々との論争は、軋轢(あつれき)が高まるだけだとして、避けようとしてはいないだろうか。

 

国際捕鯨委員会(IWC)も実は政治に支配

されている面があり、事は鯨の数がどうとか

感情的な意見で動いているわけではないよう

です。

 

ワシントン条約であっても、民間団体や一握りの

米国政府の官僚に脅迫されることなどを、事務局

長を務めたカナダ人のユージン・ラポワント氏が

自著の中で暴露しているそうです。

 

反捕鯨活動家たちは、各国に2020年東京五輪

ボイコットを呼びかけているとも。

 

日本食は世界で注目されているのに、鯨食について

はまだまだ知られてもいません。

 

(捕鯨問題は)今問題になっている戦争認識や、竹島にも慰安婦にも通じている。

八木景子さん。

 

日本はもっと世界に対して、日本の考え方を

アピールするべきだし、日本人ももっと世界の

出来事に関心を持たないと大変なことになるの

ではないかと思います。

 

怒りはどんな感情よりも強いエネルギーを持って

います。

 

八木景子さんの原動力となったのは怒りでしたが、

最初は「疑問」を持ったことがきっかけでした。

 

ますは世界で起きている出来事に目を向け、疑問

を持つことが始まりなのだ、と教えてもらった

ように感じています。

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まとめ

八木景子さんの幸運はロンドンでも続き、来訪時は

ちょうどタイミング良く、自然史博物館でクジラの

特別展が開催されていて、さらには上映と授賞式を

挟んだ17日には反捕鯨デモもあったそうなんです。

 

まさに狙ったように鯨尽くしの3日間。

八木景子さん、”持って”ますね!

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