筥崎宮 で製造中止になった「放生会 おはじき」
に代わり、今年から新たに「筥崎宮おはじき」が
発売されることになりました。
写真を見たら、とっても可愛い!
これは欲しがる人がたくさんいると思います。
でも私は今回ニュースで初めて知ったので、何で
製造中止になったのかとか、なんで神社でおはじき
を売るのかもわからなかったので、調べてみること
にしました。
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筥崎宮って?
筥崎八幡宮は八幡大神である応神天皇、応神天皇の母である神功皇后、そして玉依姫命が御本尊として祀られている。
八幡宮だからね、先の二人は当然だよね。 #ソロツー #神社 #筥崎八幡宮 #福岡三社参り pic.twitter.com/C3xlNcRqGj— 森諏訪メル (@mrsw675) 2016年11月26日
筥崎八幡宮 とも呼ばれる日本三大八幡の一つ。
八幡宮とは、八幡神(日本で信仰される武家の
神様)を祭神とする神社で、八幡神社、八幡社、
八幡さまとも呼ばれています。
起源となった総本宮は宇佐神宮(大分県宇佐市)
だそうです。
日本三大八幡宮は、宇佐神宮、石清水八幡宮
(京都府八幡市)、筥崎宮のこと。
筥崎宮は「戦勝の神様」とも言われているそうで
す。
博多湾沿いの福岡市東区箱崎にあり、「君が代」
の歌にある「さざれ石」がありました!
*画像はこちら
パワースポットになっているようですね。
(もっとも「君が代」の歌詞の由来となった
さざれ石は、岐阜県揖斐川町春日にあり、岐阜県の
天然記念物に指定されていて、周囲は「さざれ石
公園」で、伊吹山の登山口にもなってます)
放生会
雨も上がって賑わいが増して来ました。
ずっと工事していた一之鳥居の右脇に
立派なお手洗いが完成していました。#筥崎宮放生会 pic.twitter.com/f0xijlmKh6— 大原屋 (@oopoqoo) 2016年9月12日
春の博多どんたく・夏の博多祇園山笠、秋の筥崎
宮放生会は博多三大祭りと言われています。
「万物の生命をいつくしみ、殺生を戒め、秋の実り
に感謝する」お祭り。
千年以上続く神事だそうです。
期間は9/12〜9/18の1週間。
人は他の生き物の生命のおかげで生かされていると
いうことに感謝の気持ちを捧げ、あらゆる生き物の
霊を慰め、さらなる商売繁盛、家内安全を祈る神事
だということです。
放生会おはじき
神様から授与されたお品を、そのままオク出品の転売ヤーはバチが当りますので落札されません〜もちろんご利益も期待ナシと思うのであります。#筥崎宮 #放生会 #放生会おはじき #放生やチャンポン pic.twitter.com/us6RWrxYpT
— chomo_DALI (@chomo_dali) 2016年9月15日
毎年放生会の初日に限定販売されていたもの。
「厄をはじく」とされる縁起物で、昭和初期に
いったん途絶えたのですが、1980年に復活。
最近は1箱25個入り3千円で、祭り初日に
1200箱が売り出されていました。
人形師が手作りした丁寧な仕上がりと「和食」
「九州旅めぐり」など、毎年テーマを変えると
いうのも評判で、即日完売。
希少性の高さから人気が沸騰し、神社周辺で徹夜
組が順番などを巡って争ったり、騒音や駐車待ち
の車に周辺住民から苦情が出たりするトラブルが
続出。
対応のために神事などに支障が出ることもあった
上、発売直後にインターネットのオークションに
出回ることも多く、問題視されるように。
白彫会
「放生会おはじき」を作っていたのは博多人形師
団体「白彫会」で、昭和23年に発足した、個性尊
重と内面の表現を課題とする博多人形師の作家集
団です。
博多人形は、経済産業大臣指定、福岡県の伝統
工芸品の一つ。
少し前の青年部展で1万円ガチャをやりましたが、これは僕の人形です。
yahooニュースにも取り上げられて人生初の炎上なるものを経験致しました 笑 pic.twitter.com/cd5rScHyJG— 博多人形師たなマル (@tana_maru) 2018年2月14日
可愛くて色が綺麗で、面白いものもたくさんで、
見ているとついつい欲しくなるものだらけ!
博多に行ってみたくなりました。
ただ白彫会では、人形師が1人で2千個以上の
おはじきを作らなければならないことで「本来の
人形作りができない」との声が上がっていました。
更に会員の高齢化が進む中「10年後も今のように
作るのは無理」との指摘も。
伝統工芸の世界はどこも、後継者が育っていない
という問題がありますね。
でもこんなに美しいものが途絶えるのは残念すぎ
るし、日本の伝統工芸として、海外でも人気が
出そうですけど…。
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筥崎宮おはじき
https://t.co/My7AsfXqAr
日本三大八幡宮に数えられる筥崎宮(はこざきぐう、福岡市東区)で13日、博多人形師のグループ「白彫会」の会員が制作した「筥崎宮おはじき」が披露されました。昨年は人気過ぎて・・・。(長)#筥崎宮 #おはじき pic.twitter.com/88B77wrykD— 朝日新聞 映像報道部 (@asahi_photo) 2018年3月13日
加熱しすぎの「放生会おはじき」に代わり、新た
に作られたのが「筥崎宮おはじき」です。
「放生会限定」販売をやめ、デザインは固定し、
「敵国降伏」と書かれた楼門の扁額や、国指定
重要文化財である黒田長政建立の一之鳥居 、
千利休が奉納した石灯籠、放生会の露店など、
筥崎宮ゆかりのデザインがなされた20種。
種類は少なくなった分、一つずつが少し大きめで、
彩りも豊かになりました。
今までと同じく「白彫会」の手作りで、計20個が
1セットで、2種類あります。
- きり箱入り(税込 3千円、2千個)
- 額縁入り(税込 1万2千円、200個)
あらかじめ入荷日がホームページで告知され、通年
で販売されるなど、誰でも購入できます。
どこで買えるの?
今年は3月21日に販売が始まりますが、初回は
混雑が予想されるため、前日に配られる整理券が
必要とのこと。
初回の21日分は、筥崎宮で20日午後7時から整理券
を配布し、21~31日に、お守り授与所で引き換える
形で販売するそうです。
次回の販売は6月頃の予定で、在庫がそろえばお守
り授与所で常時販売するんだそう。
急がなければいつでも買えるようになりますね。
年数回の販売予定だそうですから。
お土産にもいいし、部屋に飾っておくのも、華や
かでいいですね!
https://moonliver.club/7305.html
まとめ
こんな素敵なおはじき、ぜひ欲しいです。
「厄を弾はじく」なら、全国の神社で真似して
売り出しそうな気もしますね。
でも人形師がつくっているというのが、さすが
筥崎宮おはじき!
人気が落ち着くには、しばらくかかりそうです。
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